人生は演劇であり、プロデューサーと脚本家・演出家と俳優がいると考えてみましょう。
5W1H(Why, Who, Where, When, WhatそしてHow)
[Why(なぜ)]
プロデューサーはその魂が成長するための課題と方法の企画をします。
[Who(誰が),Where(どこで),When(いつ),What(何を)]
脚本家・演出家はその企画に基づいてシナリオを作成します
[How(どのように)]
俳優はそのシナリオを通読して、「へえ、今回はこんな役をやることになるんだ、いやだな」と思ったりするかもしれません。しかし、プロデューサーからこの役がうまくいけば次にはもっといい役もあるから頑張ってよ」とお願いされ、指名された恩もありますからあまり不満も言えず了解します。そしたらすぐに本番に臨みます。ただしそのシナリオの内容は完全に忘れなければなりません。覚えていては迫真の演技ができないからです。そして俳優はアドリブを加えてもいいから心を込めて演技をすることをプロデューサーから期待されます。さぼったり、演技内容が当初の目的から外れそうになると演出家からこっそりと注意されることがあります。
演劇内では敵や味方、残虐さと無上の平和が混在します。悲劇もドラマもコメディもあります。大団円では感動の嵐に終わることがあれば、面白くないと酷評される場合もあるでしょう。しかし幕が下りたら敵も味方もノーサイドで俳優も脚本家も演技内容についてよかったところと反省点を振り返ります。そしてプロデューサーは俳優の演技を採点し、観客の受けが良かったかどうか、次もこの俳優を使うか、使うとしたらどんな役に充てようか、などを考えます。
実はプロデューサー、脚本家、演出家、と俳優はすべて一つの魂で、この3次元ではその俳優だけが地球服をまとって演技をしているにすぎません。
私を含めてこれを読んでいる皆さんも同じなのです。